子どもが生まれたときは将来の教育費に...と保険や定期預金などを利用して貯めていたかもしれません。しかし、途中で解約したり、別の目的に使わざるを得なかったり、人生は思うようにはいきません。そもそも、学資保険として毎月あるいは毎年支払い続けても、実際に必要な金額には、ならないように思うのです。そう気付いたときには、時すでに遅し...子どもは大きく成長し、高校入試まであと数年。
教育資金に困ったときの対処法
教育資金を借りるとなると、収入の1/3以上は借入できない決まりの総量規制がネックになり、受験代の足しにはなっても、入学してからの初期納入金や毎月の学費にまで充てるほどのお金は借りれません。
大学の受験費用はおおよそ20万円前後、大学の初期費用はおおよそ100万円前後かかると言われています。この時点で、大学入学までにかかるお金は、120万円前後必要です。120万円借りるには年収が360万円を超えていなければいけません。
受ける学校、学部によっては金額が跳ね上がるケースもあるので、120万円ではギリギリではないでしょうか。
このほかにも、奨学金や銀行のカードローン等が挙げられます。
- 日本政策金融金庫の国の教育ローン
- 奨学金
- 銀行のカードローン
日本政策金融金庫の国の教育ローンは、金利抑えめで最高で350万円借りれます。
しかし、お金が必要になったからとすぐに借りれるわけではなく、日本政策金融金庫公式サイトでは、2,3か月前からの申込を勧めているほどです。
奨学金は、のちに子どもさんにとって大きな負担となります。子どもさん名義の支払い明細が自宅に送られてきます。社会に出る前から大きな借金を背負わすなんてできないですよね...。
選ぶ銀行によっては金利は低めかもしれません。しかし、どっちみちカードローンをするのなら、もっと金利を抑える方法があります。
教育資金が足りない時は不動産担保ローンはどうですか!?
不動産担保ローンも教育費にあてることができます。
不動産なんてないから!なんて声が聞こえてきそうですが、ローンを申込むご本人様以外の名義でも担保にすることができます。
親や祖父母といった家族は勿論のこと、親族や第三者いってみれば他人名義の不動産でも担保可能なのです。必要なことは、担保提供者と同意が取れているかどうかです。
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注目の不動産担保ローンの特徴 ユニバーサルコーポレーションの場合 低金利で借りれる 大口融資・少額融資が可能 年齢制限が ...
参考:教育資金の相場
参考までに、教育資金がだいたいどのくらいかかるのか調べてみました。
高校卒業までのパターンと大学のみのパターンに分けています。
全て公立の場合(トータル約5,100,000円)
幼稚園 | 約700,000円 |
小学校 | 約1,800,000円 |
中学校 | 約1,400,000円 |
高等学校 | 約12,000,000円 |
全て私立の場合(トータル約17,000,000円)
幼稚園 | 約1,600,000円 |
小学校 | 約8,800,000円 |
中学校 | 約3,800,000円 |
高等学校 | 約2,800,000円 |
高校のみ私立の場合(トータル約6,700,000円)
幼稚園 | 約700,000円 |
小学校 | 約1,800,000円 |
中学校 | 約1,400,000円 |
高等学校 | 約2,800,000円 |
大学はいくら?
国立 | 約2,400,000円 |
私立文系 | 約3,900,000円 |
私立理系 | 約5,200,000円 |
私立医科系 | 約23,600,000円 |
私立歯科系 | 約25,000,000円 |